Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

『あこの事…嫌いになったのっ!?

好きな人出来た!?

もう、あこの事面倒くさいっ!?

あこの事を守ってくれるって言ったのは!?

離さないって…言ったじゃん…ッ…

嘘だったの!?』
まるでマシンガンの様にあこは、質問攻めをしてしまう。

「全部違う!!違うんだよ!!
好きな女もいないし、お前の事も嫌いになった訳じゃないっ!」

あっちゃんの声が震えていた。

「花ってさ、世話しないとすぐ枯れちゃうだろ?
誰かが守ってやらないと、誰かにへし折られるか分かんないだろ?」
あっちゃんが泣いてた。
あこは何も言わずに首を縦に振った。