「よし…いい子だな…」
あこの頭をゆっくりと一度だけ撫でた。
「二月になったら…そうだな…二月の十五日、あこはここに一人で来るんだ。
そんで、この花壇に咲いてる花を見て欲しい。」
『え…一人?どうして?
あっちゃんも一緒に来るよねっ!?』
あっちゃんはまた首を横に振った。
『どうしてッ!?』
あこはあっちゃんの腕にしがみついた。
「あこ…落ち着け!
…俺は…もう、あことここに一緒には来れないから…」
『えっ…?』
あこは自分の耳を疑った。
体からは血の気が引いていった。
頭の中は真っ白。
立っているのもやっとだった。
「あこ?…俺とあこは、今日、ここで終わりなんだ。
さよなら…なんだ。」
あっちゃんは、自分の腕にしがみついているあこの手をそっと離した。
『…ッ…嫌ッ!!何でっ!?』
どうして?
分からないよ…
あこ、何かした?
あこの目からは涙がポロポロと溢れている。
「…ッ…!!」
あっちゃんは、あこを抱き締めようとする自分の腕を必死で抑えた。
あこの頭をゆっくりと一度だけ撫でた。
「二月になったら…そうだな…二月の十五日、あこはここに一人で来るんだ。
そんで、この花壇に咲いてる花を見て欲しい。」
『え…一人?どうして?
あっちゃんも一緒に来るよねっ!?』
あっちゃんはまた首を横に振った。
『どうしてッ!?』
あこはあっちゃんの腕にしがみついた。
「あこ…落ち着け!
…俺は…もう、あことここに一緒には来れないから…」
『えっ…?』
あこは自分の耳を疑った。
体からは血の気が引いていった。
頭の中は真っ白。
立っているのもやっとだった。
「あこ?…俺とあこは、今日、ここで終わりなんだ。
さよなら…なんだ。」
あっちゃんは、自分の腕にしがみついているあこの手をそっと離した。
『…ッ…嫌ッ!!何でっ!?』
どうして?
分からないよ…
あこ、何かした?
あこの目からは涙がポロポロと溢れている。
「…ッ…!!」
あっちゃんは、あこを抱き締めようとする自分の腕を必死で抑えた。



