Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

あっちゃん…
あっちゃん…

ケータイを握り締めたまま、泣き疲れて眠ってしまっていた。




…翌朝。

『ん……ふぅぁぁぁっ…』
ぐぐっと体を伸ばしたら、あくびが出てしまった。

時計を見ると、針は6:00をさしていた、

…!!
急いでケータイを見る。

あっちゃんからは電話もメールも来ていない。
『ハァァッ…』
あこは大きな溜め息をついた。

むくっとベッドから起き上がり、大学へ行行く準備をする。

大学は行かなきゃ。
あっちゃんとの約束だから。
ちゃんと卒業したら、迎えに来てくれる?