Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

「そうねっ!そうしよっか!!…じゃあ2人とも、下に降りてらっしゃい!」

「ハァ~?マジかよ~?」

あっちゃんは、ちょっぴり迷惑そうに笑った。

『行こ~♪』

そして、3人はゾロゾロとリビングへと向かった。

だって、今、あっちゃんと2人きりになってしまったら、絶対に空気が重くなる。

あこが…重くしてしまう。

あこは、絶対に電話の相手が誰かを問いつめてしまうから…

そして、結局は自分を自分で追い込んでしまうから…

『頂きま~すっ!!』

あこは、不安を揉み消す様に、明るく声を張り上げた。

一口、カレーライスを口へと運んだ。

『んー!!おいひぃ~♪おばちゃんのカレーライスは最高だねっ!!』

「本当に?嬉しいな!!たくさん食べてね?フフッ…」

おばちゃんの目尻が垂れ下がってる。

「おい!あこ、ほっぺにカレー付いてんぞ!バカ!」

『あっちゃんこそ!!ほっぺにご飯粒!アホ~!』

「やぁねっ!2人とも!」

そんな2人を見て、おばちゃんがクスクスと笑った。

「ハァ~あこちゃんが家に来ると、一気に明るくなるわねぇ!

アツシがあこちゃんを好きになった気持ちが分かるわ…娘が出来たみたいっ!」

『え~♪娘ぇ?』

「うん、うちは母子家庭だからね…」