Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

それから少し4人で話した後、卓ちゃんとユキは、映画を観に出掛けて行った。

「いや~マジでびっくりしたな!」

あっちゃんが、煙草をくわえながらあこに話しかけて来た。

うん!本当に驚いたよね!!

『ねっ、ある意味運命!!フフッ』

あこは、再びベッドの中へ潜り込みながら笑った。

すると、吸っていた煙草を灰皿に置くと、あっちゃんもベッドに潜り込んで来た。

ゴソゴソ…

「あ~こちゃん!」

『何~?』

「…ん?可愛いーなと思って!」

ぎゅっ

変だなぁ…

あっちゃんから抱き締められると、胸がきゅんって音を立てるんだ。

『あ…』

あっちゃんの唇が、あこの唇を塞ごうとして近付いて来る…

その時だった。

やっぱり…幸せって長く続かないのかもしれない。

永遠の幸せなんてないのかな?

♪…ピリリリ

テーブルの方で、携帯電話が鳴り響いた…

あっちゃんの携帯電話だ。

「誰だよ!ったく、邪魔しやがって!……ヒロトだったらマジで殺す!」

『出たら?噂のヒロトくんかも!アハハハハ~』

あこは、維持け顔のあっちゃんを見て、クスクスと無邪気に笑った。

…この後、不安の渦にのみ込まれる事も知らずに。

携帯電話を手にした瞬間、あっちゃんの表情が曇り始めた。

『誰から?』

「知らねぇ番号…」

そう言って、あっちゃんは、少しの間携帯電話の画面とにらめっこをした後、とりあえず電話に出た。

「もしもし!誰だ?」

一瞬、部屋がシーンと静まり返った。

そして、あっちゃんの顔色も…