Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

『…ん~?…ふぁ~ぁっ…』

目が覚めて、大きな口を開けてあくびをした後、ぐーっと伸びをした。

涙目越しに、真っ白な天井が広がっている。

あれ?ここ…何処だぁ?

「お、やっと起きたか!」

『………!!あっちゃん!!え、何で!?』

何であっちゃんがいるの?

寝惚けているのか…状況が把握出来ない。

「あこ、覚えてねぇの?お前…昨日途中で意識飛んだんだよ!」

あっちゃんは、ソファーに座って、口から、煙草の煙を吐き出した。

『………あ!!』

下着を付けていない裸の体に、一枚の大きな真っ白のTシャツが着せられている。

あっちゃんが着せてくれたのかな?

そっか…昨日、あっちゃんと初めて…

ガバッ

急にとてつもなく恥ずかしさが込み上げて来てしまって、布団の中に潜り込んだ。

「あーこ、隠れても無駄!!もう遅ぇよ!…クククククッ、もー全部見たっ!」

あっちゃんは、煙草を灰皿に押し付けながら、ケタケタと笑い出した。

『うるさいなぁ~もう!!あっちゃんのバカ!!…痛ッ…』

ズキッ

下腹に力を入れて、大きな声を出した途端、昨日、あっちゃんと1つになった証が体に感じられた。

本当だったんだ…

あの温かい感覚も、あっちゃんの低くて優しい声も…

「大丈夫か?まだ痛ぇのか?」

ソファーからベッドへと、あっちゃんが心配そうな声を出して近付いて来る。