Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

気付いた時には、いつの間にかあこの体からは力が抜けていて、くてんくてんになっていた。

恥ずかしい!…でも、体に力が入んないの…

「ククククッ…アハハッ、もう怖くねぇだろ?」

あっちゃんが悪戯っぽく笑った。

うん、不思議だけど、もう怖くないよ。

『うん…あっちゃんのちゅーは魔法みたいっ、フフッ…』

赤くなりながら、小さく頷いた。

「やべぇ…もう無理!絶対止めらんね!」

『えっ…やっ、やだっ!!…ンンッ…』

あっちゃんの唇が、首筋から胸にかけても、ゆっくりと這って行く…

胸に触れていた左手は、下へ下へとずらされて行った。

あっちゃんのこんな男っぽい顔に戸惑ってしまう。

「あこ、いい?
体の力抜いて、全部俺に預けて?…優しくするから…」

切なそうなあっちゃんの表情。

『うんっ……イッ…痛ぁーいっ!!うぅぅっ…あっちゃんの嘘つきっ!!』

優しくするって言ったくせに!!

やっぱ無理!!

「バカ!力抜けっ、大丈夫だからっ…」

ギュッ

あっちゃんが、あこの手を握ってくれた。

ぎゅうぅっ

あこは、握られた手をもっと強い力で握り返した。

力抜いても痛いもんは痛いよ!!

やっぱ無理だよっ!!