「もし、あの事件が起きなかったとしたら私達はどうなってたんだろう?」



私は疑問を口にしてみた




「どうだろうな……、一緒にいるのかな、俺たち。」




「いるんじゃない…?またそれも違う人生だよね」



雅はそう言った





「でもさ、奇跡だよね。私達が出会えたのってさ」



私は思ったことを口にした




「ほんとにね!すごすぎるよね」




バラバラになった4人が再開を果たすのだから。




「すーちゃんは、今幸せかなぁ」





私のつぶやきは空に吸い込まれていった