「僕は、中野李玖。よろしくね」 李玖はそう言った 「俺は佐渡裕翔。よろしく」 二人はどこか仲良くなれなそうな雰囲気を醸し出していた なんだかわからないけど、パチパチと火花が散っているような気がした 「李玖、調子は?」 「絶好調だよ」 「そっかぁ、良かった」 「花恋は?大丈夫?」 「うんっ、手術のおかげっ」 「よかったね」