暴走が終わり私たちは、倉庫で寝っ転がっていた




「楽しかったな」



「ほんとに楽しかったぁ」



暴走がこんなに楽しいなんて。




またいつかやりたいなぁ



そのとき。




〜♪


  

誰かの着信音がなった





「あ、ごめん。俺行ってくる」



そう言ったのは千尋くん。



すぐに千尋くんは外に出て行った




「また、あの女か」



「だろうな」




その言葉を聞いて、




胸がちくっと痛んだのは



気のせいにした。