俺は合掌しながらすーちゃんに問いかけた
すーちゃん、今の会話聞こえてた?
花恋は記憶喪失になりました。
俺のことも、すーちゃんのことも忘れてしまいました。
もし思い出してここに花恋が来たら優しく迎えてやって?
俺も、命日は来れるようにするからさ
奇跡って重なるんだって。
すーちゃんが亡くなってしまってから、
俺、透、雅、花恋が再び巡りあったのも奇跡。
その中で透と花恋が仲間だったのも奇跡だし、
花恋と雅が出会ったのも奇跡。
俺と花恋が恋人同士になったのも奇跡。
だから、この別れにも意味があると思うんだ。
もし花恋がすーちゃんと同じ所に行くとしたらよろしくしてやってな。
―――すべてが奇跡で溢れてるんだ
俺達の周りにはさ。
その奇跡が重なることで運命が出来上がるんだ。
なぁ、すーちゃん。
今までありがとう。
これからも、よろしくな?

