「あんたたち、毎日毎日……ひまなの?」



すーちゃんのお母さんはそう言う



「暇なんです」



千尋くんはきっぱりそういった。




「すみれに会ってくれるのは嬉しいんだけどさぁ、月イチぐらいにしてよ」



少し疲れたような声ですーちゃんのお母さんは言った


 
 

んー、確かに…すーちゃんのお母さんに迷惑をかけているだけかもしれない。




月イチでも、きていいなら。




「すーちゃんのお母さんがそう言うなら…」




会えないよりは、ね………




千尋くんも、




「そうだな〜…」



「じゃあ、すーちゃんのお母さん。月命日の日に来ることにします」