透は目を丸くした まさか花恋のことだとは思っていなかったみたいだ 「ああ。それで1ヶ月間アイツは目覚めなかったんだけど…この前目覚めたんだよ」 「なんだ…よかったじゃんか」 透はのんきにそう言うけど… 「アイツ、記憶喪失なんだよ。」 「へ?」 透はびっくりしている 当たり前だよな 「記憶喪失。……俺の記憶がねぇんだ。俺だけじゃなくて月影の記憶も。」 「じゃあ…」 透は気づいたのだろうか? 「花恋の記憶は…透と付き合っているころでとまっているんだ」