「目覚めたら様子をうかがって話そうと思ってる。………君の存在が重要になってくるだろう」 先生はそう言った 「俺に………何ができるのでしょうか。」 「花恋ちゃんが不安になった時には、君がそばにいてくれ。これは、君にしかできないことだ」 いっそ、俺が変わってやれればいいのに。 俺はそんなことを思う こんなにも、花恋のことを好きになってしまったんだ 今、花恋を失うなんて、無理なんだ 俺はずっと、隣で支え続ける…――――― 「はい…」 俺の小さな声が、この小さな部屋に響いた