偽りの翼Ⅱ







わたし、ワカラナイヨ




「花恋…料理練習した?」




呆れたような目線を向けてくる千尋





「………………してない」





諦めてそう言うと



「だよね」



わかっていたようにそういう千尋




「じゃあ、作り方教えるから一緒に作ろう?」





それでも優しくしてくれるところが千尋の好きなところだけどね




「じゃあ花恋はちょっと待っててね」





私にまわってきた最初の仕事は、




肉の形を整えるものだった




「小判型で、真ん中はくぼませてね」




千尋の見本をみてやる私。




あれ?意外とうまくない?




すごい、できてる私!