偽りの翼Ⅱ





「あがって。」




私は千尋に促され、家へあがった




千尋んち来るの初めてだぁっ




そう思いながら。




私が通されたのは2階の千尋の部屋




「今飲み物持ってくから。…オレンジとコーラどっちがいい?」




「んー…、じゃあオレンジで。」





「おっけ」




私を残して下に行く彼




千尋の部屋は白黒で統一されていた




綺麗な部屋だなぁ




私は机の上とか散らかっているのに。





とんとんとん




階段を登る音が聞こえる




「おまたせ」





そう言ってオレンジジュースの入ったコップを私の前に置いてくれる千尋





「部屋、綺麗だね」




私はそう言う。




「ちょっとは片付けたから。」




照れたように千尋は言った