「今から、千尋が迎えに来るから。……待ってろよ」 私を後ろから抱きしめてそう言う透 一度は愛した男にこんなことされると… ドキドキしたくもないのにドキドキしちゃう 「なんで、抱きしめるの?」 「別に」 特に意味はないと言わんばかりにそういう彼。 ドキドキしたわたしがばかみたい 「そろそろかな〜」 透がそう呟いたとき、 ピンポーン 「おお、そろそろ来たか」 「え、だれが?」 まさか、本当に千尋くんが…? 「はーい」 ニヤリと笑って彼は玄関へ向かった