偽りの翼Ⅱ







「裕翔はさ、花恋の事本当に好きだった?」




「なんだよ、急に……」



「気になっただけ」




「好きだったに、決まってんだろ…。でも、花恋が見ているのはいつだってお前だったよ」




俺…かよ?




「お前も花恋が好きなら、頑張れよ」




裕翔に、そう言われ少し自信がついた気がした




6時…



ポツ、ポツ、ポツ……ザァァァァ




雨音が聞こえ始めた





7時…




8時を回っても、花恋は帰ってこなかった




「なんでだよっ?」




さすがに待つのにも疲れてきた





そのとき、




【着信中:花恋】




電話がかかってきた