手術か…。 百合子おばさんにも迷惑をかけてしまう… でも治さなきゃ。 「あれ?君は…?」 不意に男の子が聞こえてきた 「あ、私…如月花恋です…。今日から入院をするんです。よろしくお願いします」 「そうなんだ、僕は中野李玖。よろしくね」 落ち着いた口調で男の子は話した 「年が同じって聞いたんだけど…」 「そうなんだ。じゃあ、敬語はなしだね。」 いやいやいや… アナタ最初から使ってないでしょーよ そんなことを思ったけど 「うん、そーだね」