柔らかい女性の声にあれ?と思ってモニターを見ると、そこには若い女性。
モニターだから画像だってイマイチ不鮮明だけど、可愛いだろうって事は判別出来る。
「は、はい。稲垣律人さんのお部屋なんですけど‥‥‥」
想定外の事態に心臓の音が大きくなる。
誰?兄弟‥‥はいないはず。じゃあ、親族?友達?どうしたらいい?
言葉が出てこなくて、モニターを見つめたまま、固まってしまった。
「‥‥お渡ししたいものがあるのですが、お部屋に通していただけます?」
しびれを切らしたのか相手が話すけど、パニクった私は返事も出来ない。
「お渡しするものがあるだけなので、預かって頂きたいんです」
畳み掛ける言葉を拒否出来ず、操られるようにセキュリティを解除した。
モニターだから画像だってイマイチ不鮮明だけど、可愛いだろうって事は判別出来る。
「は、はい。稲垣律人さんのお部屋なんですけど‥‥‥」
想定外の事態に心臓の音が大きくなる。
誰?兄弟‥‥はいないはず。じゃあ、親族?友達?どうしたらいい?
言葉が出てこなくて、モニターを見つめたまま、固まってしまった。
「‥‥お渡ししたいものがあるのですが、お部屋に通していただけます?」
しびれを切らしたのか相手が話すけど、パニクった私は返事も出来ない。
「お渡しするものがあるだけなので、預かって頂きたいんです」
畳み掛ける言葉を拒否出来ず、操られるようにセキュリティを解除した。

