当日。

私は梅原さんと待ち合わせをした。

はぁ…緊張するなぁ…

どうしよう。ちゃんと告白したいな

梅原裕一郎
あなたがカルディアさんですか?

カルディア
わぁっ!?は、はい!
梅原さん、おはようございまs

梅原裕一郎
おはようございます。 ニコ

ずぎゅん。笑顔が太陽より眩しい。

梅原裕一郎
今日は1日宜しくお願いします。

(めっちゃ律儀な人やなぁ。)

カルディア
こちらこそ、不束者ですが
宜しくお願いします!!


案内をしながら職場へ。

梅原・カルディア
おはようございます。

遊佐店長
おはよう。い〜いね。
カップルみたいじゃない。笑
さて、今日やる事は昨日
メールした通りでよろしく。


カルディア
はい!


まずは棚の整理をする事になった。


梅原
カルディアさん、これって、
どうしたらいいの?

一見、何気ない会話なのだが、
彼のイケメンの容姿で上目遣い。
それでいて、
身長が高いのに今は棚の入れ替えの為、
私が立っていて彼は中腰の姿勢だった。

カルディア
こ、これは、こっちで
これはそっちの棚です。


梅原
カルディアさんの説明って、
丁寧で分かりやすいよね。
ありがとう。

と小声で囁いた。

カルディア
っ!?////////

梅原
やっとこっち向いてくれた。
そんなに緊張しすぎると、疲れちゃうよ?

カルディア
あはは…そうですよね…苦笑
(そんな上目遣いずるいぞっ)

梅原
ずっと好きだと言ってくれて
嬉しかったのに、僕の目を1度も見てくれなくて寂しかった。

しょんぼりした彼はまるで子犬だった。
甘えん坊なのは知ってたけど…
実際こんなこと言われたら…撫でたくなる!

カルディア
し、仕事中ですから…!
あと、店長の視線が痛いから
あんまりくっついちゃダメです!←小声

梅原
それもそうだね。
ごめん。でも、必死なのがとても
愛らしくて可愛いね。

いきなりの発言に私は
持っていたボールペンを落とした。

カルディア
なっ!?////////


梅原
冗談なんかじゃないよ。
本心だからね。

カルディア
充分、伝わりましたからっ/////

梅原
ふふ♪ニコ

ずるい。その笑顔でこの声。
彼は私の手をとると
さっき落としたボールペンを拾って

梅原
はい。今度は落とさないようにね。

と言って渡してくれた。

カルディア
ありがとうございます/////


私は早上がりだった為、
業務を終え一旦家に帰った。