「馬鹿!彼奴は自業自得なんだってば!」

笑ってみどりが言う。
その顔は、先程よりも真っ青に。

「ねぇ、怖くない?」

「た、確かに…………」

2人は、異様な空気に耐えられなくなって、バッと教室から、逃げ出した。