探し者

みどり…………
上手く行くといいね。
なんて、思ってた。

でも、現実というものは、そんなに甘くなくて……………


「ゔッ、ゔゔッ。」

朝、学校へ言ったら、みどりがハンカチで顔を覆って泣いていた。

「どうしたの?」

肩を揺さぶった。
パッと手を掴まれた。