「みどり、楽しかった?学校は。」

お母さんが、私に聞いてくる。

「うん!」

そう、答える。
まるで、ロボットのように、毎日この返事を。

「それは良かった。さっさと着替えてらっしゃい。」

お母さんに言われて、自室に戻った。
そのまま、ベッドに倒れ込む。

―疲れた。