探し者

「犯人探し………しよ?」

「そうだね。」

皆のランドセルをひっくり返して、一つ一つ確認した。

「もしかして、これ?」

2つの筆箱を持っていた子がいた。
あからさまに好みが違う物が、2つ。

「あ、優里ちゃん?」

「え!」

本人も、動揺している。
何故、本人が動揺しているんだ?

「嘘…。」

冷たい目で彼女を見る。
『何してんの?』って目で。