探し者

もっと、早く気がついていたら。
どうだったかな?


気がついたら、もう3時をまわっていた。
そろそろ帰るか。

すると、私が通っていた中学の制服を着た女子が2、3人歩いてきた。
誰だったかな。

「ねぇ、今日、幽霊優里、来なかったね。」

ゆーれーゆり?
それって、私の事?
あ、でも、私以外いないか。