「げ………………」

まぁ、そうなるよね。
普通の子は。

見ていたのは、黒い紙。
あんたの名前、大きく赤ぺんで書いといたよ。

あー、でも、インパクト無いなぁ。
机に刺しといてもよかった。

なんてね。
やっぱり、私、死んでから怖くなってない?

「はぁ、何なんだよ。」

あー。
鈴木零君、呆れてる。

うん。
そんなの、分かってたよ。