『帰るか、沖田』


『そうだね、土方さんに持って帰ろうか』


一度も手をつけなかった団子と餡蜜を包んでもらい、店を出る。


先を歩く沖田に遅れをとらないように、あたりに注意を払いながら屯所に向かったのだった。