君の声

あれ...隣列?





目で追った彼が座った場所は私の左側
にある席列の一番前

私は水無瀬だからだいぶ後ろなのだけど
隣列であることに驚きを隠せなかった

いい人だった...



頭の痛さも、驚いた心も
何もかももうどうでも良い

心にすぅっと馴染む彼の優しい声は
私の心へと
澄み渡っていったのだった

この想いが何なのかもわからずまま...