「近いからいいよ!暗いし。」
「だからですよ!先輩は女のコなんですから」
断ったけど意外と頑固だな。優しさだよね。
暗くなった夜道は確かに街頭があまり無いしご好意に甘えようかな。
「兄に何も言われませんでしたか?あの人家で茅ヶ崎先輩の話しをしたらいつも不機嫌になるから」
「家で私の話するんだ??笑」
「あ、体育祭であった時とかの事を話したんですよ!」
「へー...」
不機嫌になるなんてどんだけ無愛想どころか私のこと嫌いなんだろ。
沈黙が嫌で、今日はモヤモヤすることが沢山あったから今しかないと思って螢くんに聞いてみた
「...美雅ちゃんとは、あの後上手くいった?」
「別れました。僕よりも、優しくて気が利く兄の方がいいもんって。」
「...そう、なんだ。」

