「だから、あの時自分では気づいて無いみたいだけど、泣いてた。
いつも美雅を慰める時は抱きしめたり頭撫でたりとかしかしないから、どうしていいかわからなかった」
「...そうなんだ。
____美雅ちゃん、螢くんと別れたって」
「え?」
「だから、今がチャンスだよきっと。
図書室で2人で会うことなんて、何もやましいことじゃなくなるよ。
知ってた?雪白くんが私にくれた赤いマフラー、実は美雅ちゃんの物だったって」
「邪魔しないんだ??」
「したよ、私、美雅ちゃんに酷いこと言っちゃった。美雅ちゃんは私より年下なのに、大人気ないこと言っちゃった。
雪白くんが寝てる間にね、図書室で二人で話したの____」
ポツリポツリと隠そうとしてた自分の黒い感情は、溢れ出てきて
雪白くんは無言で聞いてた。

