「いーんだよ別に。」
そう言ってクシャッと頭を撫でられて、帰ろうかって優しく言ってくれた。
「...茅ヶ崎先輩???」
「??!ほ、螢くん!?偶然だね!!」
帰ろうとした時、美雅ちゃんとデートをしてたのであろう、螢くんに会った。
「隣の方は、先輩の彼氏ですか?」
「いーや、俺の片思いだ。それより、こいつが雪白の弟か??」
「そーだよ!体育祭の時の子!
美雅ちゃんと一緒じゃないの??」
「それが...
さっき、『別れたい』って泣かれてしまって」
「「え???」」
「慌てて追いかけたけど家に帰ったきり出てきてくれないんです。」
ふと螢くんの荷物を見ると、そこには美雅ちゃんにあげるのであろう、女物のショップの紙袋が握られていた。

