恋愛初心者【完】




「え?って、クリスマスプレゼントだけど?」

「いや、意味わかんないよ…」

「せっかくのイベントなんだしさ、貰ってよ、返されたってそんなもん俺じゃ使えねーから」

おだだが抱きしめたと思ったら、首元には私の好きなブランドの新作ネックレスが光っていた。

「ごめん、私何も用意してない。」

ネイビーのマフラーは雪白くんに上げてしまったのだ。

でも、おだだはネイビーなんて似合わないし、それに比べて雪白くんにはすごく似合ってたから、いいと思ってあげた。
代わりになるものを買うべきだった。

「お返し絶対するから!何が欲しい?」


「亜李奈」


「...は??」


「亜李奈が欲しい。亜李奈に俺のこと好きになって欲しい。」


冗談きついって言おうとしたけど、おだだの目は真剣で、そんなことを言えるはずも無かった。