「まーでも、どうしてもって言うなら俺のと交換してやるよ。流石に俺だけもらうのは気に食わないし、
ネイビーのこれ、結構俺好みだし。それに新しくしたマフラー赤色だから、俺には似合わないって螢に言われたんだよね」
「...え?私がそのマフラー貰っていいの?」
「二個持ってたって、仕方ないだろ」
ありがとな、って言いながら赤色のマフラーをくれた。そして、私の買ったネイビーのマフラーを受け取ってくれたのだ。
「...今日会えてよかった。じゃー、予定あるから!バイバイ!!」
「ん。」
気づいたら10時半を過ぎていたから、慌てて駅に向かうことに
「...結構、他の男の所には行くんだな」
そう呟いた雪白くんの詞は私の耳には入らなかった。

