そーだよね、折角の自由時間なんだし、好きな人と過ごすよね。


「あの、言いにくいんだけど、私その時間やりたいことあるから一緒に行動出来ないの...」

って、え!?

「そーなの??万心ちゃんもいないなんてさみしいなー」

「え!?まこっちもいねーの!?つまんねーなー!」

じゃあ、3人になるよね...。
うるさい耀くんと、喋らない雪白くん。

なんか大変なことになりそうだな~


「ちなみに、こないだのテストで1つでも引っかかった科目のあるやつは自由時間補講だ。」

「はぁ!?!?!?佐渡センコー!!そりゃあんまりだろ!」

「お前だけだぞ1組で、それも俺の担当の数学で赤点とったやつは。ここは特進クラスってもっと自覚しろ!!」

「うげっ、、、。じゃー仕方ねーから俺もぬけるわ!ごめんなありちゃん汗」

「っえ?あ、わかった!補講頑張って~」

どこからともなく佐渡先生が会話に入ってきた。万心ちゃんはなんだか顔が赤い。