「...邪魔なんだけど。」


聞き覚えのあるような無いような声から邪魔だと言われて慌てて教室に足を踏み入れた

なんだろ、この声。


「.....っあー!!!この前の小説落とした男!」


「なになに?この男の人、ありりんの知り合いなの?」


「いや、前にぶつかったってだけ」


「なんだー笑笑」


ほんとそれだけ。でも胸糞悪いなーって思ってた記憶がまた蘇ってきた。