恋愛初心者【完】



「おだだは...私の事を好きって知っててそんなギューだなんて出来ないよ」

「ふーん...……………ならさ…」



「…………………………………え?」


感じた温もりは、紛れもなく雪白くんからの温もり。


「まー、俺が慰めてやるよ。美雅みて泣いたんだしさ」

って、ぎゅってしてくれて、

心臓がトクトクと熱を増して

「顔、赤いけど…きつく抱きしめすぎた?」

って心配された


「雪白くんにぎゅってされて、ドキドキする」


「そうかよ。ほんと馬鹿だな。」



「さっきから馬鹿って言いすぎ」


「あっそ」