着替え終わった私はかよちんと一緒にグラウンドに向かいながらふと昔のことを思い出す





私が2年になったばかりの時、入谷くんに出会った




そして2回目ぐらいの体面で告白されると言うスピード愛




けど、入谷くんと出会う前から私はもう穂高先輩が好きだったからちゃんと断ったんだけど




何故だか次の日からグイグイ来るようになった入谷くん




可愛くもありカッコいいルックスを生かしてグイグイぐいぐい




おかげで今では遠慮ない関係になれちゃったけど


「入谷くん・・・嫌いじゃないんだけど、穂高先輩と一緒にいる時邪魔さえして来なければ」




「あははっ、良いね〜悩める乙女っ!」




「もぉ〜かよちん!他人事だと思って〜〜」




「そーじゃないけどさぁ〜穂高先輩は兎も角、入谷くんだってモテるんだからね!あれでも」




「それはまぁ・・・なんとなく知ってはいるけど」