ありがたいことに、十年間で九つの作品を書籍化していただきました。

今でも時々、過去の作品を好きだと言っていただくことがあるので
この機会にちょっとだけ振り返ってみたいと思います。
(*^_^*)


1『クリアネス』
きっかけを作ってくれた作品。
執筆中に半年くらい放置して忘れていましたが、ふと感想を見たらたくさんの読者さんが「続きを書いて」ってカキコミしてくださっていて、そのおかげで最後まで書けました。
ありがとうございました。


2『雪花』
初めての男性主人公で手探りだったのを覚えています。
表紙がきれいで大好き。
クリアネスとつながる話のため、矛盾がないように初めてプロットを作りました。
今でもプロットは苦手です…。


3『Pure hearts -赤-』
ロッテさんのガーナチョコのキャンペーンで書いた作品。
連載中はチョコを買わないと読めなかったのですが、毎週買って読んでくださった読者さんに感謝です。


4『プラトニック』
地獄のスランプに苦しみました(笑)
締め切りがやばくて、沖縄旅行にパソコンを持って行って執筆したのも今となればいい思い出です。


5『愛のひかり(恋みちに収録)』
reYさん、陽未さん、アポロさん、Chacoさん、ゆきさんと共に、源氏物語の現代版として書いた作品。
貴重な経験をさせていただきました。


6『LOVE and DAYS』
思い入れが強い、大切な作品です。
成人の主人公ばかり書いていたわたしが、初めて挑戦した学園モノ。
学生時代の気持ちを思い出すために、母校に取材させていただきました。
この作品を書いたことがキッカケで、思春期を描く楽しさに目覚めたと思います。自分的ターニングポイントです。


7『落下星』
前作のラブデイが「野いちごっぽさ」を意識して書いたので、この作品は思いっきり自己満で楽しんで書きました。
読者さんから「十和作品の中で一番好き」と言っていただくことが多いです。


8『お隣さま』
ラブデイの読者さんから「アキを幸せにしてあげて」というお声をたくさんいただいて生まれた作品。
キャラがみんなお気に入りです。


9『運命のヒト』
唯一のベリーズ文庫。でも全然ベリーズっぽくないですね(>_<)
書籍化してくださった男前なスターツさんに感謝です。
とても自分らしい作品だと思います。


どの本も大切で、作者にとってはわが子のように可愛いです。

未熟な子ばかりですが、愛してくださった皆様、本当にありがとうございました。