ようやく 動いたかと思うと、 何故か、 私の頬に手を添える。 顔に 何か付いてる のだろうかと、 私は、 何も言わず、 ジッ と彼の方を見る。 すると、 今度は、 顔を近づけてき、 その後、 チュッ という音と共に、 唇に、何かやわらかい感触を感じた。