ハートに触っちゃダメです!

やっと受験から解放されて一番気楽な夏休み

その第一日目から


「なんでこんなことに・・・」


電車に乗って着いたのは閑静な住宅街

地図を片手に丸瀬先生のうちを探し・・・


そこに

見つけたのは・・・



「マジで!?」


間違ってない・・・よね?

表札・・確かに『丸瀬』ってあるし・・・



「丸瀬先生って独身じゃなかったっけ?」


目の前のその家は、想像以上に大きくて立派!



親と同居・・・とか?


なら、心配ない?




「・・いや、そう安易に物事を考えちゃダメだ。」



インターホンを押す前に


スー ハー


と深呼吸して



心を決めて


「いざ!」



指は確かに押した。


けど・・・



「誰もいないの?」


何の応答もない。・・・


そうか!



丸瀬先生にカギを預かってたんだと思い出し・・・



カバンの中からカギを出して


「勝手に入っていいんだよね?」