身を守るように両腕を胸の前で交差させた私





おでこ




ペシッ!




軽く叩いた丸瀬先生



「バーカ!誤解すんな!」



誤解?


だって・・・


『体で払えって・・・』言ったじゃない?




怪しむ私に


「浅見には、別のことで奉仕してもらう。」



奉仕?


ご奉仕・・・



ご主人様・・・




すぐさま

私の頭の中を


とんでもない妄想!



駆け巡り・・・




ベシッ!



「お前は・・・そんなことしか考えつかないのか?」



もう一度私のおでこを叩くと



アッハハ!





笑う?



笑い事じゃないです!

こっちは真剣なんですっ!



笑う丸瀬先生を睨みつけ


「じゃあ、何をすればいいんですか!」