ハートに触っちゃダメです!

それから――――

ここにも解決しなくてはならない問題があったようで


「べ、別に会いたくて来たではありませんわ。」

一香がプイ!と向こうを向く


「分かってる。

お互いに会わないに越したこと無いって。」


体が沈みこむほどふかふかのソファーに腰掛け



黙って一香と雅さんのやり取りを聞く


だけ



「ええ、そうですわ。

浅見さまたちにどうしてもって誘われなければあなたになんか・・・」


「だろうね?俺も聞かされてたらここに居なかった。」


向かい合う二人

なんだか

ちょっと

いや~な雰囲気?


「雅ってさあ」

丸瀬先生が急にそう言って


それから雅さんの耳元

ヒソヒソ

「じゃねーの?」

何か聞いて


「分かってて来たんだろ?」

丸瀬先生に雅さんがそう答えて


よく分からないけど雅さん


「逃げてんじゃねーよ。」

と丸瀬先生に言われると


「・・つ

分かってる!

一香

ちょっと来い!」


私の隣に座ってた一香の手を取り


いきなり


退場!

・・・って?



丸瀬先生と私


取り残され