ハートに触っちゃダメです!

それから・・・

午前中の授業



なにも


全然見に入らず


ただ考えることは


丸瀬先生のこと


だけ




「やっぱり浅見さま変ですよね?」


「ホント・・全然私たちの話聞いてないし。」


「あの国語の授業からよね?」


「そうそう、あの後から様子がおかしいんだもの。」


「あ、やっぱりさっきの国語教師に?」



みんなが心配しだし



とうとう

お昼休み――――


「浅見さま、どうしたんですの?」


お弁当を持って現れた一香が驚いた顔


この高校

2年生から成績の上位者だけの特進クラスがある。

普通クラスの校舎とは校舎も違う。

一香は、その特進クラスにいてお昼休みにしか来れない。



「どうって?」

聞き返す私に


「ほら、これご覧になって。」


手鏡


渡されて

覗いて見ると


「ひどいお顔でしょう?」


一香が私の代わりに言って


「そうでしょう?一香さんも思いますよね?」


私たちの周りで他の子たちも心配そうな顔



なぜなら

今の私

午前中いっぱい丸瀬先生のこと考えすぎて


いつしか

目の下にクマ