「浅見さま~、おはようございます!」
今日は、隣のクラスの女子
みんな抜け駆けはしないってことで
毎朝交代で迎えに来る
それも
高級外車で・・・
「浅見さまどうぞ。」
運転手さんがドアまで開けてくれる
今通ってる女子高
レイカさんの母校だけあって
超お金持ちの通う学校で
こんなの当たり前
毎朝のことって言っても
未だに緊張する
けど
今日は・・ちょっと違って
「浅見さまどうかなされました?」
高級外車の広い後部座席
私の隣にぴたり寄り添い
私の顔を覗き込んでくる
「べ、別に何でもないよ?」
さすが
私のいつもと違う様子にすぐに気づく
この子
編入した1年当時同じクラスで
「本当になんでもなければよろしいんですけど・・・
何か心配事でもおありでしたらこの一香におっしゃってくださいね?」
階堂 一香(かいどう いちか)
学校でも1、2を争うお金持ちのお嬢様
で
今の私の大親友
だったりする。

