「浅見さん、君はここでこうやっていてそれでいいのかい?」
丸瀬先生の実家に来て半年が過ぎたころ----
その日
レイカさんが用事で不在
朝食の席で丸瀬先生のお父さん・・・丸パパが聞いて来た。
「いいとか、悪いとか
私に選択の余地ないですから・・・」
丸パパも事情は知ってる。
でも、レイカさんのすることに口出しはしない。
急にこの丸瀬先生の実家に私が連れ去られて来た時
驚いていたけどレイカさんのすることに異議を唱えることはしなくて・・・
「私は、妻の夢を奪ってしまった男だからね。
彼女が私に出会わなければ
今と違った人生を送れていたかも知れない
それでも
私自身は、彼女に出会えたことに後悔なんかしていない。
彼女と居られて幸せだからね。
勝手かも知れないけれどね・・・」
丸パパ
レイカさんといられて幸せだと
そうやってはっきり言うから
この状態から助けてくれなくっても責めることなんかできないし責めるつもりもない
これは、私の問題なんだから・・・
「私は、大丈夫です。
最近じゃこの生活にも慣れましたし。」
慣れた。
私ってこんなに適応能力あると思わなかったけど・・・。
ここで高校2年生になった。

