前の私だったらこんなこと言えなかった。
しかも
相手は丸瀬先生
あり得なかった人のはずなのに
あの“ハート”のせい?
こんなに好きになっちゃうなんて・・・
こんな恋
知らなかった
「浅見・・・」
丸瀬先生が体を少し離し
私の顔を覗き込んで
「マジで言ってるのか?」
聞いてくるその表情は教師の顔なんかじゃなくて
「俺、やさしくできる自信ないぞ?」
今日も拒否られるかと思ったけど
丸瀬先生は
「一度、浅見を俺のものにしたら明日から普通の教師と生徒で過ごす2年間がマジで辛くなるって分かってるんだけど・・・な。」
そう言いながら
「言ってることとやってることが違くないですか?」
丸瀬先生の手はすでに私のパジャマのボタンを外しにかかってる。
「黙れ。これでも葛藤中なんだ。」
そう言うとおり
いつもならどんなことでも自信満々の丸瀬先生
指先が少し震えてる?
「ああっ!もう!なんでこんなにあるんだ?」
パジャマのボタン
小さなボタンが2コずつついてる
可愛くてお気に入りのパジャマ
丸瀬先生には、不評
クスクスと私が思わず笑うと
「笑うな。襲うぞ。」
丸瀬先生はそう言って
同時にボタンが全て外され
私は・・・そのまま
ベットに押し倒され・・・

