「気のせい・・・か。
まあいい。
それより今日ここに来たのはだな・・・」
急に
真剣な顔の丸瀬先生
謹慎が解けたと言っても
それでも私に会いに来ることはとても危険なこと。
危険を冒してでも会いにきてくれたのは?
私
自然と涙がこぼれ
「な、何泣いてんだ?」
急にオロオロする丸瀬先生
「泣く必要なんかない。
いいか、よく聞けよ。
これからの俺と浅見のことだ。」
これからの?
「これからの私と丸瀬先生のことって?」
それから丸瀬先生がこれからの計画を話してくれた。
それは
「俺は、浅見の卒業まで待つ。」
どんな小さなことでも私の高校生活が危うくなることは避けたいと
だから
「ほんの少しの間だ。たったの2年かそこらだろ?浅見が卒業してしまえばこっちのもの。」
気楽に言うね?
「2年ちょっとあるよ。」
その2年ちょっとの間
丸瀬先生と私
本当の教師と生徒に戻る
けれど
「卒業したら浅見は俺のものだ。
それに2年あれば浅見だって本当に俺が必要か・・・一時の気の迷いじゃなかったのか
それも分かるだろ?」
一時の気の迷いなんかじゃない。
2年後に気持ちが変わってるかも知れないと言うのなら・・・
今の私はあんな決断をしたりしない。

