ハートに触っちゃダメです!

「思い出させるなよ。

女装だぞ?

俺の夢は、親父の工場を継ぐことだったっのに・・・


教師辞めるなら家を継がせないって言われて


なら取り合えずレイカさんに借りを返すまで教師しとくか


なんてさ

思ってたのに・・・」


「工場無くなってましたね?」


あの時の工場跡地での丸瀬先生の唖然とした顔

思い出す。


かなりショックだったんでしょ?


「家を継がせないとか言って俺のこと学校に縛り付けておいたくせに

勝手に工場閉鎖しやがって・・・」


それで丸瀬先生あの時・・・

あの夏休み

丸瀬先生の実家から二人で帰るとき

「工場が無くなったからな。」


すごく強気でいたよね?

「レイカさんすっごい怖い顔してたの覚えてる・・・」


「ああ、してやったって思ったさ。

なのに・・・

やっぱ余計なこと言ったよな?」


確かに・・・あの時

私と付き合ってるって言ったりしなければ・・・


だけどそんなこと今さら言ってもどうにもならない。


だから今回

前のときとはちょっと違うけど


自分勝手なゆりちゃんと

勝手に丸瀬先生を守ろうとした2年生と

そして

私とのこと


全部

丸瀬先生は責任を負う覚悟した。


実家の整備工場が無くなってしまったんだから


ムリして教師続ける意味もない

そうだよね?


だけど今じゃ教師って職業も・・・本当は好きでしょ?