「そんなに簡単に落ちやしないって。浅見も心配性だな~。」
笑ってる丸瀬先生
「そんなに簡単にって・・・
普通は、飛べませんから!」
このバカ体育教師め!運動神経良過ぎ!
「だ、だいたい何でそんなとこから・・・」
そういって
目の前の丸瀬先生の足元に目がいくと
「ああ、土足だったな悪い。」
履いてた靴を慌てて脱いで
「うららと一緒に女装して玄関からってのはムリだろ?」
「じょ、女装しろとは言いませんけど窓からなんて・・・」
私に脱いだ靴を渡す丸瀬先生
持っていろって?
丸瀬先生は、そのまま私のベットに腰掛て
「玄関から『お嬢さんの高校の教師でお嬢さんとお付き合いさせて頂いてる丸瀬光です。』とでも言って入って来ればよかったか?」
「そ、それは・・・」
だけど私が何か答える前に
「浅見のことはマジメに考えてる。
浅見にはいつも誠実でありたいと思ってる。
けど・・・
今回は・・ごめん。」
急に丸瀬先生がそう言って頭を下げた。
「あ・・僕帰るね。」
うららがそう言って部屋から出て行った。
私と丸瀬先生の二人きりになった。

